読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

梅が咲くころには

今夜は母方の祖父の通夜だった。ばあちゃんは、思うようには動かないからだなのに、じっとしていられずホールを歩いていた。「大丈夫?」と聞いたら「じっとしてると忘れそう」と言った。 細雪のような四姉妹は、死装束の父親を前にして、誰一人ボロボロと泣…

最高のパートナーの誕生日に寄せて

夫が三十三歳になった。五日後にはわたしも三十三歳になる。 二〇〇六年から付き合い始めて、二〇〇九年に結婚した。十年以上、二人で一緒に暮らしている。 大学卒業後にきちんと就職をしていた夫が借りていた武蔵小杉の1Kに、二〇〇七年、大学卒業後に高学…

まみさんのせいにして寝ている

毎日「雨宮まみ」で検索をしている。まみさんと親しかった人、仕事等で関わったことのある人、わたしみたいな読者、いろんな人がそれぞれの悲しみ方で悲しんでいるのを見て泣いている。悲しさを癒してくれる人はもういないから、みんな悲しいまま一所懸命に…

まみさん

雨宮まみさんが死んでしまった、という。 いつも通り、朝になっても布団の中から出られずにぐずぐずして、時計を見たら正午を回っていたのでiPhoneを手にした。手っ取り早く頭を回転させて眠気を吹き飛ばすために、わたしは寝起きにtwitterを確認する。 適…