今朝も子どもは分離不安でなかなか登園できず、「ママと一緒がいいーーー」「ママと離れるとかなしいーーーー」と泣くので、30分だけ園外に出て周りを散歩した。
園のとなりにある縦型の駐車場にのぼった(車の出入りがなかったので)。足の隙間から下が見えて、子どもは恐がりながらもとても喜んだ。その後は近くのコンビニでラムネを買って、イートインで食べた。「ラムネを食べたら保育園に行こうね」と言うと「うん、でもー、行けない気がする」と顔を陰らせた。
30分の散歩から帰ってきて、先生たちに「おかえりー!」と出迎えられて、一度は笑顔で靴を脱ぐも、やはりわたしが「行ってくるね」と子どもの手を離すと、大泣きだった。きょうは業務上、わたしはどうしても仕事を休めなかった。一瞬、会社に連れて行こうかとも考えたが、1時間半の遅刻の上に、子どもを連れて行けば、きょうの仕事が終わらないことは火を見るより明らかだったので、やはり「ママは行くよ」と、首に絡んだ子どもの手をほどき、泣いて暴れる子どもを先生に受け渡した。
わたしのせいだ、わたしのせいで子どもが情緒不安定になっている。そう思うと、仕事に身が入らなかった。こんなに落ち込んでいたら、何かミスをしでかしそうだったので、ChatGPT に相談してみた。するとChatGPTは「3歳の子どもにそういった分離不安があるのはごくふつうのことです。あなたが怒ってしまったことも少しは原因にあるかも知れませんが、ほとんどが成長過程によるものです。大丈夫です。あなたが子どもとたのしい時間をすごせたら、分離不安は解消していきます。あなたのストレスを減らしていきましょう」と言ってくれた。AI時代、恐るべし。
子どもがどうしているか心配だったので、ランチの前に保育園に電話した。「あのあと少し泣いていましたが、保育士に抱っこしてもらっていたら泣き止み、その後はいつも以上に園庭を走っていましたよ。大丈夫ですよ」と先生が教えてくれた。わたしはChatGPTに相談するまで、子どもの泣き顔が頭にへばりついて泣きながら仕事をしていたのに、子どもは割とすぐに元通りだったとのことで安心した。わたしと違い、気持ちの切り替えが早いところが、子どものいいところだ。
お迎え時には先生に「きょう一日園で元気に過ごせました。ただ、三連休明けはまた不安が強く出るかも知れないですね」と言われたので「来週は仕事も閑散期に入るので、子ども優先で調整します」と答えた。先生にというより、自分に言い聞かせた。弊課長代理にも言い聞かせる。
帰りは近くのファミレスで夜ごはんを食べた。子どもはいつもオーダーするお子様うどんを食べながら、あしたの予定を話したり、来年のハロウィンのことを話したり、「おしっこはなみずうんち〜」とわたしに抱きつきながら念仏を唱えたり、ファミレスのソファーの上にずっと立ってはいたが、上機嫌だった。ほうれん草はわたしの分も食べたし、ハンバーグも一口食べた。子どもがどうしても食べたいと言うから頼んだデザートのパフェは、やはり全然食べず、お腹いっぱいのわたしが寒さに震えながら食べ切った(パフェのアイス要素が多すぎる)。
子どもが寝てから、積読していた『子どももママもハッピーになる子育て 子どもの気持ちがわかる本』を読んだ。子どもの行動や大人視点で怒ってしまうようなケース別に会話例や考え方を示してくれているので、実践しやすそうだし、頭にもはいりやすい。ここ数日、気持ちが底にはりついていたが、また頑張れる気がしてきた。やっぱり、本はいつでもわたしを救ってくれる。
三連休、子どもの愛情のタンクを満タンにしよう。